FirstClassのAUXアダプタはこんなもの
RX-8で「AUXで外部入力をして音楽を聞く」のは難しい課題の一つです。特に前期型のRX-8ではメーカーオプションも無かったはずなので多くのオーナーの悩みどころでしょう。
Amazonで「RX-8 AUX」と検索すると出てきます。
CDチェンジャーのコネクタを使って、そこから純正オーディオに音声を入力してしまうものです。入力は、イヤホンジャックに接続できるミニプラグと、MP3などを再生できるUSBがあります。
このAUXアダプタが適合するRX-8
これは購入前に確認しておくべき項目になります。
- 2004年から2006年の年式のRX-8。
- オーディオのファームウェアのバージョンがVer9.55以降。
- ただしVer10.1とVer9.81は適合しない。
- CDチェンジャーポートの空きがある
これらの適合条件はebayで見つけた類似商品の説明を参考にしてます。
僕のエイトの仕様や使用環境
オーディオのファームウェアバージョンの調べ方は「丸いTEXTボタンを押したまま、1ボタンを押して、両方を押したまま長押し」だったと思います。
すると、僕のエイトの場合、こんな感じにVer:9.67と表示されます。エイトの年式などによってバージョンは異なるようです。
RX-8のグレードについてはMT車のタイプSの2005年式です。BOSEサウンドシステム搭載車です。
購入の参考になりそうなこと
実は今回購入した品は、ファーストクラス、FirstClassのやつではないのですが、非常によく似たものがAmazonマーケットプレイスの他の出品者から安く出品されていたのでそちらを購入しました。
実際に購入したやつ
購入当時の2016年11月中旬、2140円で購入しました。「STKショップ(7-14日でお届け致します)」というところですが、中国からの発送で到着まで1週間半ぐらいかかったのと、荷物の追跡ができない不安感がありました。
定番っぽいやつ
それに対して、FirstClassのやつはマーケットプレイスではありますがAmazonに在庫が送られている状態で安心感があります。届くまでの時間や商品が届く確実性を考えればこっちを買うのは良い選択だと思います。
上級者向け
チャレンジャーな方は海外の通販サイトebayでもう少し安く買えます。おそらくAmazonのマーケットプレイスで販売されているやつの仕入れ先はここでしょう。
使い方
オーディオソースの選択はCDボタンを押すと表示がEXとなるのでこの時にオーディオアダプタが使用できます。
音質
CD聴くぐらいの音質なので十分満足しました。FMトランスミッターを使ったことがないのでそれとの比較はできませんが、純正オーディオでCDを聞いた感じそのままな音質だと思いました。
入力の優先
ミニプラグの入力は、USBになにも接続されていないときにミニプラグの音声が再生されます。
USBのMP3再生中はミニプラグの入力はカットされました。それと、EXの表示にしてからUSBを刺した方が認識がスムーズでした。純正ステアリングのボタンで操作できるので便利です。
USBとミニプラグの切換
このAUXアダプター使用時でEXの状態のとき、USBメモリの取り外しをしなくてもミニプラグに切り替えられることに気がつきました。
ミニプラグへの切換
RX-8のオーディオパネルの「3・RPT」のボタンを押すことでミニプラグで流している音源を再生することができます。
USBメモリへの切換
次に、上記の操作によってミニプラグから再生している状態から、USBメモリのMP3の再生に戻す手順です。
「4・PROG/RDM」のボタンを押すことでUSBメモリのMP3の再生に戻すことができます。1回押すとシャッフルみたいな表示になって気持ち悪いのでもう一度押すと通常の表示に戻り、そのまま再生されます。
USBに入れたMP3の再生で起きたちょっとした問題
始めに試したのが320kbpsでした。途中で音楽が止まったりして、ものすごく不安定感がありました。
SDアダプタのせいなのか、SDカードのせいなのか、MP3のせいなのか、わからなかったので放置してましたが、後日別のUSBメモリに128kbpsのMP3ファイルを入れてリベンジしたら満足に使うことができました。
フォルダ名やファイル名はいくつかのパターンを試してみました。フォルダは「1」「2」といった感じに1~6で6つ作るのが良いでしょう。仕様上6つまでしか認識しないので。
ファイル名は、やっぱり日本語やスペースや記号が含んでいると曲順違くないか?って思うようなことがあったので、「01」「02」と数字のみのファイル名が無難だと感じたので、そうやって使っています。
さっき、20曲ぐらい1つのフォルダに入れたら13曲までしか認識してなくて不思議だなって思いながら毎回問題が起こるたびに試行錯誤をしています。
曲順を揃える手段
2017/08/25追記
「UMSSort」MP3プレーヤーで曲順変更のためのソフト
再生順がファイル転送順のMP3プレーヤーでは、単純にファイル名順ではないので連番のファイル名をつけても順番に再生されないことがあるようです。
ドライブ指定でMP3を入れたUSBメモリを指定して、名前順でソート(昇順)にすれば連番通りの順番になるはずです。
自分の手順の紹介
まず、iTunesのプレイリストで管理しています。iPhoneに同期してトラックリストを確認できるように。
プレイリスト内(#1 popr)の曲をすべて選択してMP3バージョンを作成で変換してしまいます。
できあがったMP3をUSB内のフォルダ(1)に入れます。iTunesのライブラリ>曲で日付順にするとまとまってます。
fRenameというソフトでファイル名を連番にします。そのソフト内でフォルダ(1)を開いて変換元リストで更新日時順にするとプレイリストと同じ順番にできます。
同様にして1~6のフォルダを作ることができます。そしたら最後にUMSSortで名前順でソートをすれば、ソフトがうまく順番をファイル名順に適応してくれます。
ただ、50曲ぐらい入れて13曲目ぐらいまでしか認識しなかったりすることがあってまだまだ悩まされてます。CD1枚で1フォルダぐらいだったら問題ない印象ですかね。
取り付け作業
バイトの休憩の1時間で取り付けたので写真撮る暇がなかったです。僕もどっかのブログを参考にしながらやったので、探してみてください。作業時間は1時間ぐらいでした。AUXの取り付けというよりはオーディオパネルの取り外しの仕方がわかれば十分です。
取り付け場所
グローブボックスの右奥から配線を入れて、グローブボックス内にアダプタ本体を入れてます。グローブボックスを閉めていてもケーブル1本ぐらい通るのでミニプラグ使用時はセンターコンソールのドリンクホルダーにiPhoneを突っ込んでAUXを使うことができます。ケーブルの長さもそのあたりでちょうどいい感じになります。